2013年3月24日日曜日

英語は本当に必要か?素朴な疑問を徹底解明!

今の時代、英語ができて当たり前と言う人は少なくありません。



小学校での英語教育が必須となり、日本の大学も国際化を謳って英語だけで卒業できるコースを設けたり、英語で生活する学生寮を作ったり。

企業は英語を公用語にしたり、社員をまとめてフィリピン留学に送ったり、新入社員のほとんどを外国籍の人にしたり。

日に日に社会が英語の環境にシフトしている気がします。

英語を使うことが必須な社会に、日本もなってきている気がしますが、実際のところ、英語はこれから必須なのでしょうか。

本当は、英語は必須ではないのに、英会話学校や留学エージェントの嘘情報にのせられているだけなのでしょうか。


英語は必須?そんなことはありません

私が思うに、英語は必須ではありません。

だって、おかしな話でしょう。日本語のエキスパートがいなかったら、日本語でビジネスしている人が日本語の専門知識を借りれなくなってしまいます。

日本は伝統的に製造業が強かった国だと思いますが、だからといって製造業の知識を持つ人しかいなかったら、日本の金融やITや政府機関や教育など、あらゆるほかのジャンルの業界が立ち行きません。

ですので、日本語がとても得意な人は、日本語が存在する以上はずっと必要になります。そうした人は、日本語だけで食べていけますので、英語が必須というわけではありません。

また、これは日本語以外の、例えば中国語やベトナム語など、その他言語を専門とする人や、言語を使わない肉体労働などについている人も同じです。こういった人は、英語を必須としません。


必須ではないが、英語があると世界観が変わる、世界が変わる

それでは、英語が必要な人はどのような人なのでしょう?

それは、先ほどご紹介した以外のすべての人が該当してきます。

つまりは、英語は必須ではないが、それはごく一部の人に限ってのことです。

そこで、英語ができると得られるメリットをご紹介していきます。

収入に直結する

英語ができるかできないかは、あなたの収入に直結してきます。日本語だけで取り組める仕事が、日本経済の縮小によって減ってきています。

一方で、英語での仕事は、増え続けています。世界中で国際化・英語化が進んでいますから。

 そのため、英語ができることで仕事の幅が増えますし、逆に日本語しかできないようでは、英語ができれば取り組めるはずの仕事ができなくなってしまいます。

このことは、世界最大の教育会社EFが出しているEPI英語能力指数の調査で明らかです。英語ができる国ほど、一人当たりの国民所得が高いです。つまり英語ができればできるほど、高い収入を得られるということです。

好奇心を満たせる

英語ができると、日本語だけの世界では考えられないような情報量に出会うことができます。その量も膨大ですし、その質も日本語の世界とは違います。世界にはいろんな考え方の人がいますから、日本人の考え方とは違った意見に出会うことができます。

人間には好奇心の欲求がありますから、日本語の世界で退屈している人は、英語の世界に触れることで好奇心を思う存分満たすことができます。


より気の合う仲間ができる

日本には日本語ができる同じような人が多く住んでいるため、自分に合った仲間ができにくいです。

でも、世界にはいろんな人がいます。 日本で出会えないようないろんな人に出会えます。もっと自分に合った人に出会えるかもしれませんし、自分とまったく異なる面白い人とも出会えるでしょう。

私も、留学することで興味関心のより近い日本人の仲間に出会えましたし、世界中に友人もできましたし、結婚相手を見つけることもできました。


よりよい生き方ができる

世界に出ると、日本人の生き方以外にいろんな生き方があることに気がつきます。日本人の生き方にも世界に誇れるかっこいい生き方はありますが、世界中にも自分に取り入れたくなるような生き方、考え方があります。

日本のいいところ、世界のいいところを上手に取り入れて、自分がもっとも理想とする生き方を構築することができます。


世界がより平和になる

あなたには今、とても憎んでいる日本人がいるとします。
あなたは日本に核爆弾を落としたいでしょうか?

落とさないですよね。なぜなら、あなたは日本に住み、日本や日本人に親近感を持ち、たくさんの友達が日本にいるのですから。

今度は、あなたが行ったことのない国で、友達もなく、その国にはあなたが八つ裂きにしたいと思うような憎い人しかいない国があるとします。

あなたは、核爆弾を落とすように国から命令された場合、投下のボタンを押すことができるでしょうか。

ボタンを押す瞬間、あなたはその憎い奴の顔を思い出し、ついボタンを押してしまうかもしれません。

でも、その行ったことのない国に住む友達ができたとします。今度はボタンを押すときに、その友達の顔も浮かんできます。その友達の家族のイメージも浮かんできます。

あなたがボタンを押した瞬間、核爆弾が投下され、その友達や、その家族が一瞬にして吹き飛ぶのです。

 そんなとき、あなたはボタンを押せるでしょうか。

 英語ができるということは、世界中に友達ができ、異文化をより深く理解するということです。そして、それによって、異文化に敬意を示し、共感し、一体感と仲間意識を持つということです。

世界中に友達を持つ人が増えてくれば、より世界が平和になると思いませんか?英語はそのために必須なのです。


■まとめ■

英語は他の言語のエキスパートには必須ではないが、それ以外のあらゆる人にとっては必須です。英語を使えることのメリットには、収入に直結する、好奇心を満たせる、より気の合う仲間ができる、よりよい生き方ができる、世界がより平和になるといったものがあります。

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